【旅行記】京都で年越し③ 2019年12月31日(火)~2020年1月2日(木)
京都での年越し、大晦日の夜編です。河原町、祇園界隈を歩きました。
◆◆2019年12月31日(火)◆◆
京都駅~三千院~宝泉院~勝林院~来迎院~寂光院~相国寺<ホテルギンモンド京都>
六角堂
夕食のために外出する
ホテルにチェックインしたのが4時くらいでした。
さて夕食を食べに行きたいのですが、大晦日なので閉まっている店が多いです。その中で、何度か行ったことがある、三条木屋町にある「浜町」へ電話をしたら営業しているとのことです。席は5時から2時間、カウンターが確保できるとのことで、予約を取りました。
もう少し、ホテルで休んでから出かけないと、年越しまでの時間が長いな、と思っていたのですが、開いている店はどこも混んで満席の可能性が高いと思い、迷わず予約たのです。
大晦日の街の様子も見たくて、ホテルのある烏丸御池から歩くことにしました。
途中回り道をして錦市場を通ろうとしたのですが、すごい人出でなかなか前に進まず、これでは5時の予約に間に合わないと思い、途中で錦市場ははなれることにしました。
三条木屋町の「浜町」へ
さて、「浜町」です。
カウンター割烹のような雰囲気の一階に案内されます。一人だと目の前に板前さんがいるカウンターの方がいいですよね。
上の階も二人で来た時に上がったことがありますが、上はもう少しカジュアルな感じ、でも居酒屋みたいな感じではなく落ち着ける雰囲気です。
お造りの盛り合わせ、おばんざいを何品か、シマアジの兜焼きなどを頼みました。
敷居が高い感じではなく、だけど俗っぽさもなく、料理もおいしいです。ですが一番私がこの店がいいな、と思うのは、店員さんたちがとても親切なのです。こうして一人、忙しい大晦日に予約を入れた私にも、とても親切です。
7時から次の予約の人が来るので、席を立たなければいけないのですが、「大丈夫ですか、お腹の方、十分食べていただけましたか」と気を使ってくれます。
ビールも2杯飲んで、5千円に届かないくらいでした。この内容で、このお値段なら大満足です。
祇園のバーへ
店を出たのが7時、まだまだ12時まで長いです。木屋町をぶらつき、祇園をぶらつくも、開いている店が少ないですね。祇園でかなり前に行ったことがあるバーがあったので、そこへ寄ってみました。
最初は客が私一人だったそのバーも、時間がたつにつれて常連さんが集まってきました。マスターはさすがに何年も前に一度来たきりの私を覚えてはいませんでしたが、このままここで年越ししたら、と言ってくれました。
それも興味深いのですが、せっかくの大晦日、外の様子も見たいので、10時前には店を出ました。
多分混んでいるだろうけど、知恩院の様子を見てみようと思いました。
年越しの知恩院は大鐘楼の除夜の鐘が有名です。何年か前に一度、見たのですが、まあ押し合いへし合いの混雑で、写真を夢中で撮る人に文句を言う人もいて、とても鐘の音ぐらいじゃ煩悩は消えないな、と思ったのです。
ですから、今回は知恩院の除夜の鐘は見るつもりはなかったのですが、どのくらい人がいるのか興味があり、見に行きました。
山門前の道に人が並んでいます。果たして入れるのでしょうか。
そしたらちょうどハンドマイクで案内がありました。今から並んでも見ることはできません、と警備の人が言うのです。さすがに10時過ぎればもう無理なんですよね。そして「ここにいても鐘の音は聞こえません」という案内も入り、みな解散しだします。ですが外国人の人たちは、恐らく何を言っているのか分からないのでしょう、列を離れようとしないとしない人が結構いました。
私が前、知恩院の除夜の鐘を見たのは十数年前だと思うのですが、そんなに早い時間から並んだ記憶はありません。そもそも行列は嫌ですし。そして外国人の人もこんなに多くなかった気がします。10年以上たつと色々変わりますよね。
ちょっと長くなるので、別ページに続きます。