京都へ

京都への旅行記を中心に、京都に関する情報やエッセイも書いていきます

【旅行記】残暑の厳しい京都へ③ 2019年9月1日(日)・2日(月)

9月の初めの京都旅行、嵯峨野巡りの続編です。ハイシーズンではない、人が少なめの嵯峨野を楽しめました。

二尊院

二尊院

2019年9月1日(日)
京都駅~知恩院~青蓮院~東本願寺<チェックイン四条烏丸 泊>

2019年9月2日(月)
叡電嵐山~愛宕念仏寺~化野念仏寺~祇王寺~滝口寺~二尊院~常寂光寺~天龍寺叡電嵐山~四条大宮四条河原町~京都駅

青もみじの二尊院

滝口寺からさらに歩いて二尊院へ向かいます。
二尊院は総門を抜けて「紅葉の馬場」と呼ばれている、まっすぐに伸びた参道が印象的です。紅葉、桜の季節は素晴らしいのですが、夏の青もみじの季節もなかなかいいです。まず、静かですしね。

本堂に上がると、二尊院の名の由来、阿弥陀如来像と釈迦如来像が安置されています。
本堂自体は、さほど広大なつくりではないのですが、広々とした廊下があり、ゆっくり座って時間を過ごせます。ただ今日は、とにかく暑くて大変でした。

二尊院

二尊院 境内を歩く

本堂を出て階段を湛空廟へ向かって登っていきます。
墓所を通り、ぐるりと回って下っていって、もとの本堂前に戻り、二尊院を後にしました。

nisonin.jp

苔と庭が美しい、常寂光寺

常寂光寺

常寂光寺

続いて向かったのは常寂光寺です。
山門と受付を通り、仁王門から階段を上って本堂へ。ここももみじがたくさん植えられていて、秋は素晴らしい紅葉となります。ただ、私は紅葉の時期にも来たことはあるのですが、人はやっぱり多かったですね。
今日も混んでいる、というほどではないのですが、やはり常寂光寺あたりまで来ると、人は増えてきます。

本堂の裏手には小さな池と庭があります。
廊下に腰かけて、しばらく庭を眺めて過ごします。

二尊院もそうでしたが、常寂光寺も山にそって境内が広がっています。本堂の裏から坂と階段を登り、多宝塔や時雨亭跡を巡り、本堂裏に戻ります。
汗をかいてしまったので、また本堂裏の庭を眺めて一休みです。さっきは人がいたのですが、戻ってきたら私一人。通り雨も降ってきたのでしばらく庭を眺めて時間を過ごしました。

常寂光寺

常寂光寺の苔の庭

本堂からは仁王門にまっすぐ戻らずに、苔の綺麗な庭を巡ります。
常寂光寺は、とても見どころが多いし、なんだかんだ言って紅葉と桜の時期以外は割と静かなので、私は大好きです。

www.jojakko-ji.or.jp

竹林から天龍寺嵐電嵐山駅へ

竹林の道

竹林の道

有名な竹林の道まで来ると、急に人が増えてきます。特に大河内山荘のあるT字路は写真撮影の名所なのか、いつも多くの人が集まって、写真を撮っています。
ちなみに上の写真は、ちょっと外れた、比較的人の少ないところで撮ったのですが、それでも人が映り込まないようにするのは無理ですね。
人は多いのですが、やはりここの竹林は見事です。

天龍寺 曹源池庭園

天龍寺 曹源池庭園

そのまま天龍寺に北門から入ります。
北門から入場すると庭園しか入れません。ただ勿論、方丈などの建物に入りたければ、庭を抜けて、嵐山駅寄りの入口に本堂参拝受付から入れます。
天龍寺も何度か来て入るので、今日は本堂には入らず、庭だけめぐることにしました。

天龍寺

天龍寺 大方丈からの庭園

大方丈の前に広がる、曹源池のある庭園は天龍寺の見どころの一つです。大方丈の前には気のベンチが置かれて、ゆっくり庭が鑑賞できるようになっているのですが、今日は暑くて、ベンチに座っている人はほとんどいません。多くの人は大方丈の中から庭園を眺めていました。

www.tenryuji.com

なんだかんだで時間は4時近くなっていました。今日の6時台の新幹線で帰るのですが、ここで今回の京都旅行では、まだ鴨川を見ていないことに気が付きました。
京都に好きな場所はたくさんあるのですが、鴨川というのも大好きなんです。

嵐電に乗り嵐山を後にします。大宮から阪急電車河原町へ行き、少しの時間ですが鴨川べりを歩きました。
今回の旅はこれで終わり。次は秋に来れたらいいな、と思いながら、市バスで京都駅に戻りました。

to-kyoto.hatenablog.jp

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